防災メモ
この資料の読み方
出典の格が3種類混ざっている。使うときに区別する。
- 一次情報: NHK・警視庁・自衛隊・自治体・内閣府・厚労省の資料。制度・手順はこちらを優先する
- 被災経験者の体験談: Xの個人投稿。伝聞であって検証された事実ではない。着眼点として使い、数値や商品選定の根拠にはしない
- 防災系まとめアカウント:
193fpは物販・アフィリエイト誘導型(「経験者が教えてくれたのは↓」で商品リンクに落とす構成)。内容の着眼点だけ拾う
いいね数を併記しているのは「多くの人が意外だと感じた」度合いの目安として。正しさの指標ではない。
発災直後にやること・やってはいけないこと
古い常識が否定されている項目がある。
揺れたらすぐにドアや窓を開ける。実はコレ、今の家では逆に危険。「転倒負傷」「落下物直撃」「ドア激突」「ガラス飛散」。今の家のドアは歪みにくいです。
元消防士 taka_home119
朝日新聞がまとめた地震直後のNG行動は4つ(asahicom)。
- すぐにブレーカーを上げない(通電火災の危険)
- 電気のスイッチを押さない(火災・爆発の危険)
- 不要不急の電話をしない(回線がパンクする)
- 素足で歩かない(床にガラスの破片)
やることの順序(North_ern2)。
- 室内・室外の被害状況をとりあえず写真に撮る(後述の罹災証明に直結)
- 靴と持ち出しセットを持って寝る
- 充電し、風呂に水を溜める
- 家を離れるときはガス・火元・電気のブレーカーを切る
- 川・海・崖のそばから離れる
連絡手段は災害用伝言ダイヤル「171」(jiena_gaim)。
通電火災
出火原因として最大級だが、対策は「ブレーカーを落とす」だけで済む。
- 阪神・淡路大震災では、出火原因が特定できた建物火災の約6割が通電火災(日本赤十字社)
- 東日本大震災における火災の半分以上が電気に起因(内閣府防災)
- 対策は2つ。避難時にブレーカーを落とすこと、感震ブレーカー(震度5強相当以上の揺れで自動的にブレーカーを落とす器具)を設置すること
- 首都直下地震の防災対策新計画では、感震ブレーカーを「おおむね設置」とすることが目標に入った(livedoornews)
停電した時点でブレーカーを落とす。復旧の瞬間に火が出る(bozu_108)。
体を清潔に保つ
この調査の発端になったのが、震度7で自宅を失った人のThreads投稿(moo__biyou、2026-08-11にスクリーンショットで確認。URL未取得)。要旨は、レトルト食品を防災バッグに何個も入れていたが実はあまり必要なかった(救援物資でパン・おにぎりは飽きるほどもらえるため)、食料より先に我慢の限界に達したのは「シャワーを浴びれない」ことによる体中の不快だった、というもの。2日目までは耐えられ、3日目から汗で蒸れた頭皮が我慢できないほど痒くなり、ウェットティッシュで拭いた程度では解消しなかったという。
同趣旨の証言はXにも複数ある。
- 断水経験者が挙げた必需品は「携帯トイレ」「飲料水」「大きな体ふきシート」の3点(193fp)
- ウェットティッシュは除菌用アルコールタイプより「純水99%(ノンアルコール)」が備蓄の主役。体にも使える(Bousai_suru_Zou)
- 現地の実需要として「断水でお風呂に入れないから使い捨ての下着が欲しい」(八代市・竜北東小、atsushi_mic)
- 給水があっても「両手でジャブジャブ洗えない」のが辛い。ペットボトルに穴を開けた簡易水道が警視庁推奨(193fp)
落とし穴がひとつ。歯磨きシートは使用後に指が唾液まみれになり、断水中なのに指を洗いたくなる。拭くためのウェットティッシュがセットで要る(hazardzero119)。
水を運ぶ
給水車が来ても、容器がなければ受け取れない。
ポリタンクがなくて水を運べなかった人がたくさんいたと聞いた。確かに給水車がきてくれたとしても容器がないと運べないってことは盲点だった
193fp・1,631
トイレ
- 携帯トイレが無いときは、便座に大きめの袋をかぶせ、中にオムツかペットシーツを入れる(NHK)
- ネコ砂も使える。水分を吸って固まり、防臭にも優れる(bozu_108)
- 撥水ポンチョが着替えと携帯トイレの目隠しを兼ねる。ゴミ袋素材だと風でめくれる(yuzusachi1)
我慢の連鎖に注意する。人目があって使えない → 我慢する → 水を控える → 動かなくなる、という経路で災害関連死につながる。膀胱炎・尿路感染症のリスクもある。
食べる
備蓄は「火が要るか要らないか」で分けて数える。停電と断水が同時に来ると、カセットコンロが無い家では加熱の手段が消えるため、火が要らないものだけで何日もつかが実際の備蓄量になる。
火も水も要らない(これが主力)
- 非常食は「においが少ない」ものを選ぶ。お粥のレトルトが勧められる理由は、調理不要・水分とエネルギーを同時に摂れることに加えて「においが少ないのが意外と助かる(避難所などで起こるクレクレ対策)」(senkyo55)
- ゼリー飲料を常時10個以上。歯が悪い人・食欲がない時・子どもが食べられない時に、吸うだけで水分とカロリーが摂れる(防災士 abe_naomi_)
- 井村屋のえいようかん。5年保存で、水なしでそのまま食べられ、柔らかい(kabos99percent)
- 缶詰・瓶詰(タンパク質)、コーン缶・ドライフルーツ・野菜ジュース(野菜)
カセットコンロがあれば作れる(無ければ使えない)
- アイラップ+カセットコンロで停電中も白米が炊ける。米と1.2倍の水を袋に入れ、湯煎25分+蒸らし5分(193fp)
- ホットケーキミックス。水だけで生地ができるので調理は簡単だが、蒸す・焼く工程で火が要る。甘いものが気分転換になる(3105_369)
共通
- 「食べ慣れた食材」「味変調味料」を備蓄に入れる(jibansaigai)
- 断水下では鍋・食器を洗えない。アイラップやラップ、使い捨て食器とセットで考える
レトルト食品を大量に備える必要は薄い、というのが発端投稿の主張。救援物資でパン・おにぎりは届きやすいため。ただし個人の体験談であって、地域・災害規模によって物資の届き方は変わる。
カセットコンロとボンベ
検証来歴: 2026-08-12に機械抽出で取得。岩谷産業の公式ページは直リンクが403のためWayback Machine経由(2024-07-08・2025-10-01のスナップショット)。農水省は現行ページを直接取得。浜松市防災学習センターの記事(2023-12-21)も直接取得。
本数の目安は2系統あり、倍近く違う。前提の置き方が異なるため、どちらかが誤りというより並立している。
- 農林水産省: 「1人/1週間当たり、カセットボンベ約6本の備蓄が必要となります」(chapter07)。大人2人なら12本相当
- 岩谷産業の試算を紹介した浜松市防災学習センター: 「大人2人で使用した場合、気温10℃の時は1週間で9.1本(実質10本)、気温25℃の時は6.3本(実質7本)」(hamabosai)
ただし岩谷産業の公式ページ本体に「9.1本」「6.3本」という合計値の記載はない。公式にあるのはカテゴリ別の日次消費量(食事・カップ麺・飲み物・洗浄用の湯)のみで、実験条件は「発熱量2800kcal/hのコンロ、薄手のアルミ鍋(フタなし)、無風状態、1日3回」。9.1/6.3は洗浄用の湯を除いた3カテゴリの7日分合計に相当する。
買うときは多いほう(1人週6本)で見ておく。低温ではガスの気化が悪くなり消費が増えるため、季節ごとに見直す。
使用期限(岩谷産業と農水省の2ソースで一致)
- カセットボンベ: 製造から約7年以内の使い切りが目安
- カセットコンロ: 製造から10年程度が目安
- 根拠は法令ではなくメーカーの自主的な目安。コンロ側の理由は「ガス漏れを防ぐゴム部品が、利用頻度に関わらず経年劣化する」ため
- 目安内でも、変形や錆がある場合の使用は危険
防災用に買って押し入れに入れっぱなしのボンベは、いざというとき使えない可能性がある。鍋などで普段使いして回す。
コンロがあってもボンベが切れれば火なし生活に戻る。火なし食品(ゼリー飲料・えいようかん・パックご飯・缶詰)はコンロの有無と関係なく別枠で必要。
2歳児の食事
原則は3つ。食べ慣れたものを多めに買う(初見のものは拒否される)、加熱不要のものを主力にする、においが少ないものを選ぶ。
大人用の非常食は流用できないことが多い。アルファ化米・乾パン・カップ麺は味の濃さと硬さで厳しい。ピジョンのリストが2歳の区分から「取り分けができるもの」「大人と子ども両方が食べられるもの」に変わるのは、裏を返せば全部は共有できないということ。
- 主食: パックご飯、レトルトのお粥、ロングライフパン
- カロリー: えいようかん、本人が普段食べているおやつ(小分けのまま多めに)
- 食欲が落ちたときの最後の砦: ゼリー飲料
- タンパク質: 缶詰。ただし大人向けは味が濃いのでご飯やお粥に混ぜて薄める前提で
- 飲み物: 水と、普段飲んでいる麦茶。銘柄を変えない
小分け・食べ切りサイズを選ぶ。一度に食べる量が少ないうえ、断水下では開封後の保存が衛生的に難しい。
アレルギーがあるなら2週間分(ピジョンの但し書き。1ヵ月以上入手できないケースがある)。
一番効くのは、平時に食べさせて食べるか確認しておくこと。賞味期限が近づいたら家族で食べる。家の中にテントを張って「避難ごっこご飯」にしている家庭の例がある(teradakurage)。停電を想定して暗い中で食べると、明かりの備えの確認にもなる。
明かり
- ローソクは使わない。東日本大震災ではローソク火災が相次いだ。懐中電灯に水入りペットボトルを乗せると明るさが増す(NHK)
- ヘッドランプは人数分。「男は懐中電灯を手に持った状態でトイレで用を足せない」=両手が塞がるのが余震下では致命的(Kyouseki_Sasaki)
寝る・座る
床に直接寝る・座ることが体を壊す。
- 避難所の床に座り続けた高齢の母が立てなくなり、トイレを我慢して急速に衰弱した。「腰を掛けるモノさえあれば防げた」(193fp)
- ダンボール椅子を備蓄する。「避難生活で意外とつらいのが長時間の床生活」(3105_369)
- ズボン1本で簡易枕が作れる。「意外とつらいのが枕がないこと」(自衛隊東京地本)
車中泊・暑さ
避難所に居られない場合の想定が要る。乳幼児がいる家庭は特に。
- エアコンを切った車内は、炎天下ではわずか15分で命の危険があるレベルになる(NHK)
- 停電下の暑さ対策は「電気を使わずに体温を下げる」に発想を切り替える。最優先は気化熱=濡らしたタオルで体を拭き、うちわで扇ぐ(DWAbousai0111)
- エコノミークラス症候群への注意喚起が政府・NHK・トヨタから出ている。こまめな水分、定期的に足を動かす、できるだけ足を伸ばす(政府広報)
- 防犯として、若い女性の一人車中泊は避ける。カーテン代わりのサンシェードは必須(bozu_108)
薬・持病
避難時の持ち出し品として最も見落とされるものの一つ。
地震などの天災で避難が必要になった時にマジ見落としがちなのは「常用薬とお薬手帳も持って出る」こと。長期間飲めなかったり自己注射できなかったりすると命に関わるお薬もあるよ! 避難の時は必ず多めに! 多めに持って出て、足りなければ受診を! お薬手帳などで薬がわかれば同じものを出せます!
Ortho_FL・9,525
やってはいけないのが、薬を節約すること。
災害で薬が残り少なくなると、多くの人が「1日飛ばして延ばそう」とする。これが一番危ない。東日本大震災の被災地では、1型糖尿病の人の3分の1以上が、いつもより少なめにインスリンを打ったり、ふだん行かない近くの病院を頼ったりしていた。
Dr_mandheling・5,596
被災地には災害支援薬剤師とモバイルファーマシー(移動薬局車)が入る。薬の相談は近くの薬剤師にできる(厚労省)。
避難生活のストレスで持病(高血圧・糖尿病・認知症など)は悪化しやすく、過去の災害で亡くなる人が相次いでいる。みんな大変だからと我慢しないこと(NHK)。
見落とされる死因
2016年の熊本地震では、犠牲者の約8割が災害関連死だった(t_takeya)。避難環境そのものが死因になる。
- 歯磨きを飛ばすと誤嚥性肺炎。口内細菌が増えるため、水が貴重でも歯磨きは死守する(NHK)
- 屋根に上がってブルーシートを張るのは危険。室内に張る方法がある(NHK)
- 赤い紙(応急危険度判定)が貼られた建物には立ち入らない(NHK)
人間関係・防犯
この調査で最も伸びていた投稿がここ。
避難所で周りの人に「食べ物とか水とか持ってますか?」って言われても、YESって答えちゃだめよ。「避難してる皆さんのために寄付してください」って言われるから。断れないくらい言われるから。備蓄を人に言わない方がいい。
tamakithi_ex(3.11被災者)・16万
- 過去の災害では、持ち込んだ備蓄品を全回収して全員に強制分配したローカルルールがあった。避難所運営は町内会が行うため現場独自のルールが適用される(193fp)
- 備蓄の共有は家族間だけに、というのが経験者の結論
「においが少ない非常食」は、この問題への物理的な対処にあたる。
情報とデマ
「気をつける」ではなく「必ず起きるもの」として構える。
災害時には多くの人が不安になり「根拠のないうわさ」「偽情報」「誤情報」がSNSなどで広がりやすくなります。「災害時には必ず広がるもの」と認識し、冷静に判断するようにしてください
NHK
2026年の熊本地震で実際に出回った型(NHK)。
- 過去の画像を使って今回の被害だとする偽情報
- 「地震予測が的中した」とする科学的根拠のない情報
いずれも発災直後から拡散し、災害対応の活動に影響が出るおそれがあると指摘されている。内閣府防災も「真偽不明な情報に惑わされることなく、拡散しないよう十分ご注意ください」と出している(CAO_BOUSAI)。
拡散する前のチェック項目として「だいふくあまい」という語呂が流通している。ただし取得できた投稿は「だ=誰が言ってるの?」で本文が切れており、残り5項目は未確認(193fp)。
行動としては、自分が発信源にならないことに尽きる。内閣府の言い方では「『ホントかな?』と思う情報を広めない勇気と、信頼できる情報を確認して行動すること」(CAO_BOUSAI)。
女性
配給は当てにできない、というのが一貫した証言。
- 内閣府の女性防災リーダー養成に関わる議員が紹介した実話。「避難所で生理用品を配りますと言われて並んだら、ナプキン1個手渡されて固まった」(itotakae0630)
- 物資配布担当の若い男性の発言。「ナプキンっていろんな種類あるんですか? 一人1枚で足りるんじゃないんですか?」(tagame)
- 東日本大震災では、町内会長が生理用品の支給を「要りません」と断った事例もある(Mitolob)
- 備蓄量の目安は、交換2時間サイクルなら1日12枚(昼用・夜用で分ける)(belzedaro)
- おりものシートが効く。下着を替えられない状況での汚れ防止(daodaoasahi)
- 生理用品は外傷の応急手当にも転用できる(shioricafe77)
- 管理は年1回、防災リュックの中身を入れ替えれば足りる(Y9Zwbn)
原則として、代替品が存在しないもの(おむつ・生理用品)から優先して備蓄する(himitsu_bousai)。
2歳児
歩ける・おむつ・離乳完了、が並存する年齢。赤ちゃん向けとも大きい子向けとも違う。
逃げる瞬間
- 寝室に靴を置く。床のガラスで足を切ると、子どもを抱っこして逃げられない(小児科医 AoringoDr)
- ベビーカーで移動しない。抱っこ紐かそれに代わるものを使う
- 歩ける子でも基本は抱っこ。ただし靴をはかせる
- はぐれた時を想定し、連絡先と名前を書いた紙を持ち物の見えない所に入れる(防犯上、見える所には入れない)(hoik_oyanokai、『子連れ防災手帖』2012より)
泣くこと
泣き止ませようとしないで。避難所でお子さんが泣くのは、当たり前のことです。大きな揺れのあと、知らない場所でいつもと違う場所で夜を過ごすのです。
Asano__Satoshi
ただし現実の記録もある。東日本大震災で、赤ちゃんが泣き続けたため避難所を出るよう言われ、寒い車中で過ごした家族の証言(hirokim21)。避難所に居られない可能性を最初から想定に入れる(車中泊の章)。
退屈・不安
- おもちゃの条件は「かさばらない・音が出ない・1人でも数人でも遊べる」(shell_brave11)
- おもちゃを忘れた時、ハンカチでリボンを作ったら子どもが満面の笑みになった。身近なものが和ませる道具になる(警視庁警備部災害対策課)
- 東日本大震災で避難所に求められていたのは「日常」。幼児には遊ぶ場が必要で、平気に見える子ほどケアがいる(YahooNewsTopics)
- 子ども自身に防災バッグを持たせ、本人の好きなお菓子を入れておく(horahareta13)
「平気に見える子ほどケアがいる」は、ピジョンの月齢別リストと内閣府検討会資料の両方に出てくる。独立した2資料で一致しているので定説とみてよい。
2歳児の持ち出し品リスト(現物確認済み)
出典: baby-bousai.info「1才7ヵ月〜2、3才のグッズリスト」。運営はピジョン株式会社、作成協力は防災スーパーバイザーのかもんまゆ氏。2026-08-12に本文を機械抽出して確認。サイト内に更新日の記載なし。
最低1日、できれば3日分として挙げられている品目。
- 食事: 温めなくてもすぐ食べられるもの/高カロリー食/子どもが好きなもの、食べ慣れているもの、食べると元気が出るもの/飲料水、麦茶、お茶、野菜ジュース/子どもの好きなお菓子
- 食事サポート: 食事用エプロン/使い捨て皿、スプーン、紙コップ
- おむつ・トイレ: 紙おむつ(10枚以上)/防臭袋/携帯トイレ
- 衛生用品: おしりふき/除菌シート/ウエットティシュ/除菌・消毒グッズ/歯みがき用シート/赤ちゃん用マスク(2才頃から)
- 衣類: ブランケット/ガーゼ、タオル、バスタオル/着替えセット・帽子
- おもちゃ: 絵本、折り紙、シールブック、ぬり絵、音が鳴らないゲーム機など
- 体調管理: 冷却用シート/救急セット(常備薬など)
- その他: 携帯アルミブランケット/母子手帳・健康保険証・医療証のコピー/防災カード(子どもの名前、アレルギー情報、連絡先、子どもの写真など)/抱っこひも/チャック付きポリ袋/携帯用洗濯洗剤・洗濯袋/ワセリン/靴
家庭備蓄(3日〜1週間分)として追加されるもの: 体温計/子ども用爪切り/鼻吸い器/ランタン、タッチライト/簡易電源/カセットコンロ/ドライフルーツ・コーン缶など野菜が取れるもの/手軽にタンパク質が取れる缶詰や瓶詰。
サイトの但し書き: アレルギー対応食品などは1ヵ月以上入手できないケースもあるため、少なくとも2週間分を備える。
1才6ヵ月までの区分と比べたときの変化が、2歳の勘所にあたる。
- 食事から「離乳食」の語が消え、「取り分けができるもの」「大人と子ども両方が食べられるもの」に変わる
- カテゴリが「おむつ」から「おむつ・トイレ」になり携帯トイレが初登場(トイレトレーニング期)
- マスクが「2才頃から」として初登場
- おもちゃが「音が鳴らないもの」から絵本・シールブック・ぬり絵へ
- 「お世話」の注意点に心理面の記述が初めて入る
罹災証明・保険
最大の落とし穴がここにある。
片付けた瞬間、被害は証明できなくなる。地震のあと、人は片付ける。危ないし、防犯上も放置できないし、散らかった部屋を見ているのがつらい。当然だと思う。ただ、家の被害を判定する人が来るのは、片付いたあとだ。そこにあるのは「わりと無事な家」になっている。
Dr_mandheling・1,173
つまり、片付け・修理を始める前に写真を撮る。撮影のポイント(新潟市危機管理防災局)。
- 建物の外観をできるだけ4方向から撮影する
- 浸水した高さが分かるように撮影する(水害の場合)
- 住宅だけでなく家財・車両も記録する
撮った写真は罹災証明書の申請と保険金の請求の両方に使える。被害状況によっては建物内部に入らない・近寄らない判断も必要(arakencloud)。
制度面
- 罹災証明書はオンライン申請できる(デジタル庁が案内を出している。digital_jpn)
- 被災者生活再建支援法が適用されると最大300万円(t_nihonmatsu)
- 長期避難世帯に認定されると、家屋の損壊具合にかかわらず「全壊扱い」となり100万円の基礎支援金が支払われる(能登の例。kondokazuya_)
- 申請できるのに、対象であることに気づいていない被災者が多い。特に自宅待機している人(kokkai_kengaku)
避難所にいないと情報が届かない。在宅避難を選ぶ場合の構造的な不利にあたる。
参照先
- 赤ちゃんの防災(ピジョン) — 新生児〜3歳の月齢別備蓄リスト。区分は「新生児〜5ヵ月/6〜11ヵ月/1才〜1才6ヵ月/1才7ヵ月〜2、3才」の4つ
- NHK 生活・防災 / NHK 生きるスキル — 断水・停電・避難生活の実務情報が最も早い
- 警視庁警備部災害対策課 — 代用・小ワザ系
- 内閣府防災 — 感震ブレーカー等の制度・啓発
- 「あかちゃんとママを守る防災ノート」(内閣府サイトに参考資料4として掲載。企画・協力はNPO法人MAMA-PLUG、監修は春名めぐみ氏・吉田穂波氏、厚生労働科学研究費による成果物。内閣府が作った資料ではない)— 全20ページ中、独立した章とチェックリストは妊婦と乳児(0歳)のみ。1〜3歳向けは断片的で、2歳児の備えとしては上のピジョン版で足りる
未調査
- 拡散前チェック「だいふくあまい」の残り5項目(元投稿の本文が切れている)
- 自分の居住自治体の具体情報(給水拠点・福祉避難所)
平時にやっておくこと
この資料からの抽出。調べれば済むもの、買えば済むもの、決めておけば済むものを分けた。チェックはこのブラウザに保存される。